【努力賞】
【テーマ:仕事を通じて、こんな夢をかなえたい】
2つの目標
日大三島高校  杉山寛太  18歳

私は将来消防士になりたいと考えている。この目標は幼い頃からのものであり、なぜ消防士になりたいのかというと、単純に格好いいと思ったからだ。私は消防士という夢について少しずつ考えている。

小学校の時は、学校に招いて消防士の方の話を聞いた。中学校の時は、職業体験で消防署へ行き様々な体験をした。この体験により、さらに消防士になりたいという気持ちが増したのだ。ただ、火を消す、人命救助、そのような仕事だと思いがちだが、基本的なことが主な仕事だった。定期的に防災用具のチェックや、地域の方々との関わりを深めながらの防災訓練、放送による呼びかけなどで事件が起こる前に事件を起こさせないように努力していた。私は、そんな消防士がかっこいいと思ったのだ。消防士という職業は、なにかおきたらすぐにかけつけ人の命を助けるという職業だが、そのようになる前に様々なことをしているのだ。

私は、消防士という職業を通じて、事件が少ない街づくり、地域の人々との信頼関係のある消防士になりたいと考えている。事件が少ない街づくりというのは、事前に防ぐことができる事件というのは多くあると思う。事件というものは防ぐことができると私は思う。事前に様々な対策をし、平和な街づくりをしていきたい。また、地域住民との信頼関係というものは、現社会でも、関わり深くしているが今のままじゃ足りない。いざとなったときに、共に助け合い共に手をとりあいながら命を落とさないようにする。これは薄い関係では成り立たない。人は自分に危機を感じると、自分だけ助かればという考え方になる。しかし、危機を感じた時に、協力してお互いを助け合うそのように信頼関係のある街にしたらとてもよいと考える。

私は幼い頃からの夢である消防士になりたいと思う。そこで私の考えた二つの事を叶えられるようにしていきたいと考える。まずは自分が変わり、地域から愛される消防士になりたい。

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