【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事をしたり、仕事を探したりして気づいたこと】
My Work Life
あすなろ会 於 保 那生子 23歳

社会人生活も早くも3年目に突入した。大学生時代の私は、3年目というと、仕事にも慣れ、テキパ キと効率よく働けるカッコイイ大人の印象を抱いていた。実際私は、そのような社会人になれているの だろうか。普段は自分自身を振り返ったり考えたりすることがあまりないので、この機会に振り返って みようと思う。

1年目の時の自分と今の自分を比べてみると、確かに出来ることは増え、業務に対し不安になったり 心配になったりすることは少なくなり、仕事に対して自信を持てるようになってきた。自分のことだけ で精一杯だったが、最近は周りの状況や仕事の優先順位なども考えられるようになってきたと思う。

日常業務にはだいぶ慣れてきたが、他の部分でまだまだだな、と感じることもある。3年目にして初 めて後輩ができたのだが、後輩に対する接し方や、教え方などはまだ全然わからず、悩むこともある。お 手本となる先輩になるにはどのように行動すればいいのか、日々模索中である。また、最近、自分にとっ て責任のある大きな仕事を、初めて上司から任されたのだが、初めてのことだけにプレッシャーや、不 安や焦り、今までにはない緊張感などを体験した。働いている全員を巻き込み、まとめ上げ、推進して いかなければいけない立場なのだが、経験のない私にとってはわからないことばかりである。また、人 をまとめたりするのも得意ではないので、とても勇気のいることでもある。

このような経験を実際にしている時は本当に辛いのだが、普段の日常では経験できないことができて いる、自分の限界を超える努力をしたり、挑戦をしてみたりと、今後の自分のためになったり、自信に 繋がる経験をしているのだと、考えることができる。そのため、くじけそうになったとしても、1日1 日成長していくため、日々努力し続けていこうという気持ちを持ち続けたい。今までは、新人で上司の 指示や先輩に教えてもらう立場であったが、これからは、自ら発信したり行動できるような能動的な人 になりたい。自分が頑張っていたら、きっと周りの人々やお客様からも信頼されるような人になると思 う。そのような社会人になるのが私のこれからの目標である。

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