【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事をしたり、仕事を探したりして気づいたこと】
社会人になって強く感じたこと
あすなろ会 岸 裕 太 22歳

私は、入組してはや3ヶ月経ち、とても長いようで短くもある3ヶ月でした。右も左も分からない日々 が続きました。

僅か3ヶ月ですが、この間に仕事をしたり、仕事を探していくうえで色々感じたことや、気づいたこ とがありました。

小学生の低学年から大学卒業までサッカーをやっていました。そのサッカー生活のなかで学ぶことが たくさんありました。上下関係、言葉遣い、時間管理、精神面、仲間意識などたくさんのことを学び強 くなりました。

しかし、スポーツ集団のなかでの生活や学生という立場での生活で学んだことは社会人生活では通用 することが少なく、新しいことを学ぶことばかりでした。

この3ヶ月のなか、唯一通用したと思うのは、スポーツのなかで学んだ「怒られているうちが花」と いう言葉がとても印象的に残っています。

正直怒られることは、とても辛く苦しく感じましたが、この現状で怒ってくれる人がいるというこの 環境の有り難さを強く感じています。

この環境は、社会人生活1年目で味わえること、また、これから続く社会人生活を送るうえで、とて も貴重な経験になると私は強く思いました。

これから長い年数を働くなかで、早いうちからミスや失敗を怒られていれば、ことの重大さや同じミ スを繰り返すことが少なくなり、仕事を早く覚えていくことも出来ます。

また、大きなミスに繋がる可能性も低くすることが出来ると私は思いました。そして、仕事をしてい くなかで先輩、上司のすごさも肌で感じました。

人が転勤でいなくなったりなどで忙しいなかで、自分自身の業務をしながら新入職員の仕事を1から 教えたり、私が不安なので中身を確認してもらうために自分の仕事をとめて確認してくれました。

時には、私がわからないことを聞いたうえでわかるまで教えてくれたり、実際にやって教えてくれた りしてくれました。

忙しいなかでも、丁寧に教えてくれたりする先輩や上司の優しさにとても感激と感謝を思いました。

この貴重な職場環境から吸収するものや学ぶこと、盗む物はたくさんあると思うので、まずは出来る ことは何でもやらせてもらい、今のうちから出来る仕事を一つでも増やしていきたいと強く感じています。

一日でもはやく力になり、追いつき追い越せの気持ちを忘れずに努力をしていきたいと思いました。

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