【 奨 励 賞 】

【テーマ:さまざまな働き方をめぐる、わたしの提言】
やる事のある幸せ
長野県 北 村 雅 美 43歳

今の仕事は、悩み、考え、自分で希望して就いた仕事です。

そして、なんのために働くか、と聞かれると、生きるため、趣味のため、そしてもう一つ、仕事、イ コール、やる事、だからです。

なぜ、仕事を、やる事、と言うか、それは、私の子供時代までさかのぼります。

子供時代の私はいじめられっ子で、中学生までいじめが原因で不登校でした。

不登校だと、当然ですが、引き込もり状態になっていましたが、家の中にいても、母の手伝いや勉強 でもしていればよかったのですが、それすらしていなかったので、とにかく、ヒマ、だったのでした。

昼間にたくさん寝ては夜は眠れない、のはあたり前で、テレビやマンガを見たりはしていましたが、そ れだけでは時間があまり、とにかくヒマで、やる事がなく、毎日、だらだらと時間を過ごしていました。

やる事がない、事に苦痛を感じつつも、それもあたり前のように慣れていったのでした。

けれど、14才の時に、今でゆう、オタク、のようなものも見つけたのでした。

不登校のままではありつつも、オタク、をやり始めるようになり、やる事が出来た私は、時間をもて あますような事も少なくなり、生活は変化し、楽しみも増えていきました。

オタク、でも、やる事がある事がうれしく、やる事がある事がこんなにも幸せな事なのだと知ったの でした。

オタク、がはげみになり、高校進学を希望し、周囲の人にいろいろ言われつつ、受験し、幸い、高校 に進学出来たのでした。

高校生になってからは、友人も出来、不登校をやめる事が出来たのでした。

高校3年生の時には将来への事に悩んだりしつつも、卒業後は進学し、いろいろありつつも、今の仕 事についたのでした。

自分で希望して就いた仕事ではありますが、仕事になると、人間関係なども含めて嫌な事も多くあり、 辞めようとした事も何度もありますし、別の仕事に就いていれば良かったのかもしれない、などと考え る事も多くあります。

けれど、辞めたいと考えたりするたびに、生きていくために、趣味のためにも仕事をしていた方が良 い、と思いとどまってきたのでした。

そして、中学生の時の不登校だった時を思い出し、やる事がなく、ヒマで、1日がとても長く、時間 をもてあましていた事を思い出し、嫌だと思う事のある仕事でも、やる事がある事は幸せだと思え、仕 事をしていれば、ヒマで困る事はない、時間をもてあます事はない、そう考えると、辞める気持ちが消 えていくのでした。

今の私は、仕事以外にも趣味なども多くあり、例え、仕事を辞めても、ヒマになる、事はない、とも 考えたりもしますが、それでもやはり、時間をもてあます辛さを知っているので、やる事、である仕事 を失いたくない、とも思ってしまいます。

このような事から、仕事とはなにか、なぜ働くのか、と聞かれたら、生きるため、趣味のため、そし て、やる事がある幸せを感じる、やる事、だからです。

あと、趣味のため、ともいえます。

私は趣味が多く、その趣味のためにもお金は必要なので、趣味のためにも仕事をがんばっている、と も言えるのでした。

これからも、仕事を続けていく上で、嫌な事も多くあり、辞めたくなる事もあるとは思いますが、生 きるため、趣味のため、やる事のためにも続けていけたら良いと思います。

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