【 努力賞 】
【テーマ:働くこと・職探しを通じて学んだこと】
社会人となって学んだこと
島根県  小 林 拓 実  19歳

今年の4月に入社してから約2ヶ月が経ち、少しずつですが社会人としての生活や仕事に慣れてきました。この2ヶ月間は「あっ」と言う間でしたが様々なことを学ぶことができました。

 最初の頃は、ちゃんと仕事が出来るのか、会社の人達と上手くやって行けるのか不安が沢山ありました。その不安を和らげてくれたのが、入社式後の研修でした。

わが社では、入社してすぐに20日間の集合研修があるのですが、その研修で新入社員の「心構え」と言うことを教わりました。この「心構え」とはとてもシンプルなもので、明るく元気に挨拶をする!会社を休まない!失敗を恐れない!と言う事でした。

明るく元気に挨拶をする!ことによって会社の雰囲気も良くなり、何より人と人とのコミュニケーションの第一歩です。気持ちの良い挨拶をすれば相手に良い印象を与え、挨拶した自分も明るくなれます。挨拶とは、私自身を知ってもらい、相手を知ろうとする、一番簡単で一番大切な事だと学びました。

次に会社を休まず出勤する、と言うことですが、今までの学生生活と異なり、これからは社会人としての責任と言うものがあります。ただ会社に行きたくない、面倒だ、など安易な気持ちで休んでは、上司や同僚に迷惑を掛け、自分自身の信用も得る事ができません。会社や社会に貢献することも、お金を稼ぐこともできません。日々の体調管理をしっかり行って、まずは会社を休まず出勤することを心掛けたいと思います。

最後に、仕事をする上での失敗についてですが、社会人となって多くの方々から、初めは失敗をするので気にするな、と言われました。誰しも失敗はしたくないと思いますしも失敗はしたくありません。また失敗をしてしまったらどうしよう…と言う不安もあります。入社前は失敗への恐れを持っていましたが、先輩たちから失敗をしてもそれを成長に繋げれば良い、出来るかどうか不安になる前に挑戦することから始めよう、とアドバイスを頂き、今は毎日チャレンジの日々を送っています。先輩達からのアドバイスが無ければ失敗を恐れ、毎日が不安で挑戦する気持ちも起きなかったと思います。

この「心構え」を学び、入社して1カ月が経つ頃には先輩達と現場に行くようになりました。現場ではお客様と接する機会もあり、また実際に施工することで、研修などで学ぶ事とは違ったことを学ぶことができました。

例えば、現場では様々な工具を使用します。その工具の使い方や使用する場面などを考えながら作業を行います。先輩から工具の使い方を教えてもらい、実際に先輩が施工する姿を見て、自分でもやってみるのですが、先輩のようにはなかなか上手く出来ません。工具の他にも材料や作業工程など実際に現場に出て、現場作業の大変さを学びました。まだまだ覚えたり学んだりすることが沢山ありますので、ひとつひとつ身に付けたいと思います。

社会人となって、まだ短い期間ではありますが、社会人1年生として心構えや技術的な事などを教えていただきました。これからも学ぶ事は沢山あり、また学んだことをしっかり活かせるようにならなければなりません。毎日が自分自身の事で精一杯の日々ですが、成長を感じる毎日でもあります。これからも人として社会人として日々成長して行きたいと思います。

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