【 努力賞 】
【テーマ:私がやってみたい仕事・働き方】
和菓子からの発展
大阪府 林さくら 21歳

とにかく、いろいろな色があって、わくわくしそう。化学反応とかもあるのかな。外国のお菓子の需要が増してきているが、まだまだ身近で、なんとなく落ちついた雰囲気を作りだしてくれる和菓子。私は、そんな和菓子を作る仕事をやってみたいと思う。

仕事として、和菓子を作るのは体力が必要だと思うし、微妙な力加減や分量の違い、形の歪等で印象や味が変わってしまうから、今、私自身が思っている以上に、たいへんな仕事だと思う。それでも、やってみたいと思うのは、私が、和菓子が大好きで、その工程を知りたいと思うからだ。和菓子作り体験とかもあるけれど、仕事としてやったほうが、和菓子のことを、より深く知れると思うから、和菓子作りの仕事をやってみたい。

現代に伝わっている和菓子の作り方、それによって作られた和菓子には、古くからの技術や現代の科学でも明らかにすることが困難な技や知識が詰まっていると思う。時を越えた多くの技術や知識が凝縮されている結晶だと思う。それを、現代、知られている科学の情報を基に、いろいろと研究してみたい。どんな発見があるのだろうと思うだけでも、すごく興奮する。なにかを発見できたときには、その発見を一般化して、さまざまな事や物と照らし合わせて考えてみたいと思う。

とにかく私は、和菓子作りの仕事に関わり、そこから、いろいろなことを発展させてみたいのだ。そして、いろいろな学問の分野と結びつけてみたい。とにかく和菓子と科学の融合する分野を作ってみたい。いろいろな形や色をした、たくさんの種類の和菓子があるけれど、そのような色や形になったのは単なる偶然ではなく、何か深い理由があると思うから、そんなことを発見し、証明してみたい。

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