【 努力賞 】
【テーマ:私がやってみたい仕事・働き方】
職業への思い
静岡県立磐田農業高校 山本絵理 17歳

進路が決まる高校三年生の夏、進学か就職かと迷い考えています。

「働くということはなんだろう?」

卒業後、進学すれば働くまでの間に色々な資格や専門分野の事などを学べて、少しは幅広い就職先を決める事が出来るかもしれません。

また就職するとなると、自分はどんな職に向いているのだろう、どんな事が好きなのか、自己分析しながら就職先を考えていかなければいけません。どちらにしても働くという事は生きていく為、生活をしていく為、目標や目的の為にお金を稼がないといけない事だと思います。

私がやってみたいと思う仕事は正直、それほどありません。

私の小さい頃の夢は、キャビンアテンダント、パティシエ、デザイナー、ネイリストでした。

女性でも格好よく憧れのキャビンアテンダントは、笑顔でお客様に接し気を配る職業で、今となっては夢のような仕事です。

そして、パティシエは高校に入るきっかけにもなりました。食品科では好きなお菓子作りを学べ、努力すれば叶いそうな感じですが、いざ仕事内容や休日など、知り合いでパティシエになった方に聞いたところ、朝早くから夜遅くまでの長時間力を使うかなりの重労働だそうです。好きな事が仕事になることは良いのではとも思いました。しかし、そこまでの覚悟がない自分がいました。

また、デザイナーやネイリストも小学生の頃から図工や美術など、物を作ったり絵を描いたりするのが好きだった事からやってみたい職業と思っていました。

人が考えつかないような個性的なデザイン、自分が作り出した物が市場に出る、そんなデザイナーもほんの一握りしかなれないのが現実です。ネイリストは個人でも手軽に趣味としてできるので、優れたセンスがないとプロとしては駄目なのではないかと感じています。

幼い頃の夢が現実になる人もいますが、多くの人は自分の環境や、年を重ねながら身の回りのふとしたきっかけで職業を決めていくのかもしれません。

どんな職業に就くにしても、責任感と人とのコミユニケーション、そして熱意を持って仕事をしていきたいと思います。

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