【 努力賞 】
【テーマ:私がやってみたい仕事・働き方】
私がやってみたい仕事・働き方
日本大学三島高校 渡部もも 16歳
現在16歳。あと4年でわたしは成人になる。高校一年生の頃に比べて、楽しい学校生活を送ろうと思うことが多くなった半面、将来どんな大人になるのだろうと不安や夢を持つことも多くなった気がする。
"水泳の選手になってオリンピックに出たい"幼稚園生の頃から小学生の頃までずっと口にしていた将来の夢。本当に現実になったらどれだけ嬉しいだろう。昔からずっと同じ夢に向かってきた私は中学生になって将来何をしたいのだとか、どんな仕事に就きたいだとかをキラキラした目で語っている友人がうらやましかった。水泳以外に何が得意なのだろう、何が好きなのだろう、自分が一番生き生きしている時って…?自分のことを全く知らなかった。まぁそのうち見つかるでしょ、といったような気持ちで特に深くは考えなかった。しかし高校生も二年目。大学の体験入学や保育実習の案内がどしどし届き自然と将来について考えさせられるようになった。また、それらに参加する友人を見て焦りも出てくる。何になるかは分からない。しかし、何をやってみたいかは少しずつ分かってきた。わたしは美術が好きだ。お菓子作りが好きだ。好きなことを仕事にしてみたい。何も考えていなかった頃に比べれば少しずつではあるが将来の自分と向き合っていると思う。
夢をみていた頃から一歩大人になったのを感じる。自分の色を存分に発揮できて、毎日を思いっきり楽しめる"仕事"に就きたい。そして周りの人にも幸せを与えたい。楽しむ高校生活と未来を見つめる高校生活を続けて自分に合った仕事を見つけたい。