【 努 力 賞 】

【テーマ:○○年後の自分に宛てた手紙】
栄養士になる夢
静岡県立磐田農業高校 杉村 郁実 16歳

「栄養士になる」これが私の将来の夢です。

この夢を決めたきっかけは二つあります。一つ目は、中学校の時の職業体験で老人ホームに行きました。ここで介護士の一日を体験させていただきました。外へ散歩に行ったり、食事の準備をしたりとても大変でした。その仕事の中でも興味をもったのが食事でした。私達がいつも食べている食事とはまったく違いました。全体的に色が薄く、野菜が多く栄養バランスがとてもよく考えられている食事でした。この食事を毎日、色々なメニューで考えて出している栄養士さんってすごいなと思いました。

二つ目は、祖母の病気のことです。私の祖母は脳梗塞と糖尿病を患っています。病気の事を知った時は驚きました。母は祖母が病気を患ってから食事にとても気を使うようになりました。味付けを薄くしたり、品数を増やしたりしました。食事で人の健康状態を左右すると思うと食事はすごく大切なんだなと思いました。

「食」は人間にとって生きていく上で欠かせないものであり、健康を支える大切なものだと思います。その食について興味をもったので栄養士になりたいと思いました。栄養士になって、食事の栄養バランスのアドバイスをしたりして食の大切さを伝えていきたいです。

10年後の私へ。私は今、栄養士になって、バランスの良い食事のメニューを考えたりしていますか。皆が健康になるような食事づくりに励んでいますか。栄養士の資格をとって誰かが健康になるような食事づくりをしているといいです。そして子育てをしながら仕事をして子供たちにも栄養バランスの良い食事を作って子供たちが健康に育ってくれるといいです。

働くことは、お金をもらうだけでなく自分の責任感や貢献心を育んでくれるものだと思います。自分の好きなことが仕事ででき、また、その仕事で新しい自分を発見できたらいいと思います。私も働き始めたら、自分を成長させるような色々な仕事にチャレンジし、働く喜びを感じたいです。

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