【佳作】
【テーマ:○年後への夢、そして仕事とは】
7年後への夢、そして仕事とは
日本大学三島高校 橋本 花連 17歳
私の将来の夢は、看護師になることです。そして看護師として発展途上国で働きたいです。私が看護師になりたいと思ったきっかけは、両親の影響が大きいです。私の両親は青年海外協力隊として発展途上国で2年間ボランティアをし、その後六年間働いていました。そして母は、私をアフリカで産みました。父は今も単身赴任で、発展途上国で働いています。
小さい頃から両親に発展途上国の抱えている様々な問題、また医療問題を聞いていたので、物心ついた頃から私の将来の夢は「人の役に立つ仕事」でした。私は帰国子女ということもあり、ずっと得意科目は英語です。中学校二年で英検二級まで取得していて、得意な英語を活かし働きたいと思います。そのため、大学では看護学と言語学の両方を学びたいです。
大学卒業の年である22歳で国家試験を取得し、3年間日本の病院で経験を積み、途上国でボランティア活動をしたいです。途上国での医療問題は深刻です。いくら薬や医療器具を先進国から寄付を受けても、使い方がわからない、字が読めないと意味がありません。使用方法を根気よく伝えていかなければいけないのです。そこで、私も少しでも役に立ちたいと考えています。
仕事は、生きていく上で必ず必要なものです。お金がなければ生活できません。また家族を養うこともできません。私の将来就きたい仕事である看護師は一生の仕事です。一度国家試験に合格すれば出産などで一度仕事から離れても再就職が可能です。看護師は人の死と共にある仕事です。その分責任も重く、仕事も決して楽なものではありません。しかし、正しい知識があれば人を救うことができます。このようなところに私は看護師という仕事に魅力を感じます。そして絶対にこの夢を実現させたいです。